2002年度谷和原村手話奉仕員養成講座カリキュラム作成<第20回>10/24(木)講座カリキュラム(案)
1.本日の日程は・・・
回 | 日程 | 内容 | テキスト |
12 | 9/26 | 復習1…ろう教育 | 第5講座「主語の明確化1…位置・方向」 |
13 | 10/10 | 復習2…ろうあ運動 | 第6講座「主語の明確化2…位置・方向」 |
14 | 10/24 | 復習3…手話通訳制度と養成制度 | 第7講座「主語の明確化3…指さし」 |
15 | 11/14 | 復習4…その他(バリアフリー等) | 第8講座「主語の明確化4…身体の向き」 |
というワケで今日は復習3…「手話通訳制度と養成講座」について学習したいと思います。
19:00〜会話練習
木下;今度の土曜日に藤代町で講演会の手話通訳をやります。西尾さんも参加されてはいかがですか。
西尾;テーマは何ですか?
木下;「川での福祉と教育の全国交流会」です。
西尾;へえ〜、面白そうだね。ちょっと待ってください。手帳で日程を確認します。
木下;時間は、午後1時半〜3時半までです。
西尾;あ〜、残念だけど、その日は筑波で指導者養成講座があるから行かれないな。
木下;そうでしたね、本当は僕も行かなければならないのですが、通訳の依頼があったので、指導者養成講座は欠席します。
<進め方1−講師による手話表現を受講生は読み取る>
1.まず講師二人が表現
2.受講生が読み取って、どの程度理解できたかを質問
3.もう一度繰り返して、さらに読み取り → 理解できたか質問
4.さらにもう一回繰り返す。 → 分からなかった部分を質問
5.受講生は分からなかった部分の手話を真似て表現して講師に質問する。「この表現の意味は?」
6.質問に答える → 「これで、その他の部分は全部分かりますね?」
7.4回目の手話表現(受講生読み取り) → 「みんな分かりましたね?」
<進め方2−解説>
8.1文1文、手話表現を解説
会話文 表現のポイント 木下;今度の/土曜日に/藤代町で(指さし)/講演会の/手話通訳を/やります(指さし・私)。
西尾さんも/参加されては/いかがですか。西尾;テーマは/何ですか?
木下;「川での/福祉と/教育の/全国/交流会」です。
西尾;へえ〜、/面白そうだね。/ちょっと/待ってください。手帳で/日程を/確認します。
木下;時間は、/午後/1時半/〜/3時半/までです。
西尾;あ〜、残念だ/けど、/その日は/筑波で/指導者養成講座が/あるから/行かれないな。
今度/土曜/藤/代わる/町/指さし/講演/会/通訳/指さし・私
参加/どう?
テーマ/何?
テーマ/川/場所(指さし)/福祉/と/教育/(テーマ/指さし)/全国/交流/会/指さし
へえ〜/面白い/らしい(指さし・それ)/少し/待つ/お願い//予定/手帳/調べる/指さし・手帳
時間/午後/1/半/から/3/半/まで
残念/予定/ぶつかる/指さし//私/場所/筑波/(指さし)/指導/者/養成/講座/行く/必要/指さし・私//できない/指さし・それ
9.解説の中に、関連単語の解説を加える。
単語 解説・参考手話 今度 土曜日 藤 ぶどう 代わる 代理 町 講演 政治 会 家 通訳 紹介、案内、 参加 出席 どう? いかがですか? テーマ タイトル、題 何? 川 場所 福祉 〜と〜 教育 全国 日本 交流 へぇ〜 面白い 〜らしい 少し 待つ お願い 予定 手帳 調べる 時間 午後 半 から まで 残念 ぶつかる 筑波 指導 者 養成 講座 行く 必要 〜しなければならない。 できない
10.会話文を板書して、受講生同士で表現練習
19:40〜20:00
<聴覚障害問題解説>
「手話通訳制度・養成制度について」
20:00〜20:10
・休憩
20:10〜
<テキストの学習>
・第7講座「主語の明確化3…指さし」
<参考図書>
・「手話通訳がわかる本」
(伊東雋祐いとう しゅんすけ、小出新一こいでしんいち 監修/全国手話通訳問題研究会編集・中央法規出版 1800円 2001.9.1発行)
第2章 あなたも手話通訳にチャレンジ
1 手話サークルってなに?
2 わが国の手話通訳制度はどうなってる?
3 手話通訳はどんな仕事?
4 あなたも手話通訳者になろう
・「手話通訳問題研究81−特集 手話奉仕員養成」
(全国手話通訳問題研究会 発行・編集 1000円 2002.9.30発行)
「聴覚障害者とバリアフリー−奉仕員養成とコミュニケーションの広がりを目指して」原田宗一
「座談会 全国各地の手話奉仕員養成の現状と課題」
「地域で悩んでいる…・問題点」
・講師が足りなーい(北海道支部北広島班 養成講師団)
・「手話奉仕員養成」に思うこと(秋田支部 小松田 勝美)
・養成修了者の受け皿はどうするの(山口支部 伊藤 利明)
・「講師団」が確立していないことによる課題(沖縄支部 神田 文子)
「受講者のその後の活動−岡山での取り組み・ふれあいサロン「つどいの家」と「ろう高齢者の集い」」
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